こんにちは
デザイン部の伏見です
ついについに長い冬を越え、春がやってきましたね!
(たまに、裏切られたかのように寒い日もありますが。。。)
冬がしぬほど苦手な自分は、この日をまだかまだかと待っておりました!
しかし、喜んでいるのもつかの間。。。
今度は 朝眠くて眠くて起きられない!
この眠気をことわざとしていえば
「春眠暁を覚えず」
というのがまさにその。
じつはこのことわざ、
とお〜い中国から来てるって知っていましたか?
由来は、唐の時代に活躍した中国の詩人・孟 浩然(もう こうねん/こうぜん/689-740)による五言絶句
「春暁(しゅんぎょう)」。
書き下し文は次のとおり。
春眠 曉(あかつき)を覺(おぼ)えず
處處(しょしょ) 啼鳥(ていちょう)を聞く
夜來(やらい) 風雨(ふうう)の聲(こえ)
花落つること 多少なるを知らんや
2行目以降の意味は、
「あちらこちらから鳥のさえずりが聞こえる。
昨夜は風雨であったが、花がたくさん散ったことだろう」といった内容。
そう…まさにその通り!!
春は暴風雨の季節でもあるのです。
去年は確か、桜が咲いたとたん雨で落ちてしまった様な記憶が。
今年はきちんと見に行かなければ。
1300年前でも
人は春眠くなるし、暴風雨は起きる。
過去とつながっている感覚を感じるたび、
歴女な自分はにや〜っとしていまうのですが。
短歌や俳句が流行した、簡潔で美しい過去の唄には
今もなお現代とつながっているものが沢山あるような気がします。
たまに読み返してみてはいかがでしょうか^^