少しの違いで完成度UP【画像補正とフォントセレクト】イメージを言語化して制作しよう〜デザイナーの基本〜

デザイン部の上原です。

デザインを作る時、なんとなくデザインを進めていませんか?
デザイン全体の骨幹を自分の中に作って制作を進めよう。
まだデザインの引き出しが多くない新人デザイナーのみなさんへざっくり解説します。

デザインイメージの言語化

グラフィックデザインでもWebデザインでも、デザインイメージのゴールを自分なりにまず言語化が近道。
簡単な言語化からで大丈夫。「大人っぽくスタイリッシュに」「女性向けに華やかに」「暖かくて優しい」
頭で思い描くだけでなく、こんな簡単な言語化でも自分の中にデザインの骨幹を落とし込めるので、進めるべきデザインの方向性がぶれませんよ。
様々なデザインしたものを見る時も、あえて言語化してみて。デザインの引き出しが増えながら漠然と整理もできて効率もアップします。

もちろん制作物はクライアントとの認識が合っているかが一番重要です。
独りよがりになってしまったら意味がありません。
先輩、営業、クライント、自分が関わる人たちとコミュニケーションが取れたところで、ガシガシと制作を進めていきましょう。

イメージに合わせたフォントと画像処理

イメージに合うフォントを決めましょう。

イメージに合うからと味があるフォントを全てに使うのはNG。
クセのある文字はポイントや、見出しで使うだけにしましょう。
本文はあくまで読みやすさを意識し、視認性と判読性があるフォントを使うこと。
タイトルフォント、本文フォント、役割が違います。
読みやすくしたいからと小さい文字を全部太いフォントにしてしまうなど、新人デザイナーあるあるですが、逆に読みづらくなるので注意。読みやすさを意識したフォントに変えるだけでぐっと見やすくなるはずです。
ただし、黒ベタ白文字など潰れて可読性が悪くなる可能性がある場合は、太いフォントが良い場合もあるので、色々試しながら知識を積んでいきましょう。

ところで支給された画像を明るくしたり鮮やかにしたり、それだけで終わっていませんか。
画像処理はそれだけじゃないんですよ。
最初に決めたイメージの骨幹に合わせた画像処理もしていきましょう。

たとえばカフェの場合。
写真とフォント、少しの違いでイメージが変わります。

ほっこりカフェなのか、スタイリッシュカフェなのか。
優しい雰囲気なのか、クールな雰囲気なのか。
ただ画像をはめるだけじゃなく、イメージを作ることもデザイナーの仕事です。
画像補正、レタッチ、検索すると沢山のノウハウがヒットするので、どんどん自分で調べてどんどん試していきましょう〜!

 

少しの違いで完成度がぐっと違ってきます。
トータルのイメージづくりがデザイナーの仕事。フォントのセレクト、画像処理までしっかりやりましょう。

 

 

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