ミュージックビデオを作ろう!

メーカーからの依頼で、年に数本のミュージックビデオを手がけさせていただいていますが、
どうやって作っているか?裏側を紹介します!

1、打ち合わせ。アーティスト、プロデューサーと世界観を共有。
歌詞・楽曲からのイメージを膨らませていきます。

2、イメージボード作成。世界観を実際のロケ地に当て込みます。
スタジオも1時間数万円。予算も限られているので、美術品を持ち込んで一工夫。
照明さんや、カメラマンに託すところは託します。衣装の方向性決定。

3、ロケハン。 実際に行って見ておかないと、狭いとか、ここに壁があるの!?とか、電源がないとか、
撮影日に困ったことが必ずおきます。(今回は奥多摩の廃工場)

 
4、コンテ作成。曲を何十回と聞いて映像をイメージし、当て込んで行きます。

5、準備。山奥に行くこともあるので忘れ物がないように。
(キャンプではありません)

6、温泉。年を取ってくると、早朝出発〜1日撮影〜帰宅と24時間近く働くと、
健康に関するいろんな数値が上がってしまいます。時には前乗り(前日入り)も重要です。
 

7、撮影。本番!この日は20人以上のスタッフで、1つの作品を作ります。
都内からはロケバスで出演者は移動。撮影車、照明車、ジェネ車、制作車2台。
窓からの光を全て遮光します。
この日は2時間押しで撮影スタート!!・・・・・・
お弁当は鳩ノ巣名物「釜飯」。
ハスピード、ジンバル、クレーンを駆使します。

で、撮れないシーンもありましたが、想定内の時間で終了。

水と炎を使った演出。スモークも。
焚き火に、水撒き、シャワーに扇風機。
(水で光をゆらゆらさせる機)
 

8、編集。タイミング、色調整、エフェクトをグリグリやって作っていきます。
2日でなんとなく形にし、2日でエフェクトを掛けていく〜チェック&修正を数回繰り返す。

果たしてどんな作品に仕上がったでしょうか!?

9、完成。たったいま日本コロムビアの特設サイトで公開されました!!

https://columbia.jp/machico/

アルバムにはメイキングも収録されています。

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